書籍の名称  高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て
著者等  吉田 友子 (著)
説明  スレの中では最も多く登場した書籍。

目次

第1章  自閉症とは(「障害」か「個性」か
 自閉症スペクトラムの症状
 自閉症スペクトラムに関するその他の医学情報
 自閉症スペクトラムとの区別や合併が問題になる障害)
第2章  発達の特性から育児を考える(コミュニケーションを育てる
 イマジネーション障害をどう支援するか
 社会性の障害を補う技術
 安定した毎日の暮らし)
第3章  次にすること・考えること(相談すべき相手を見つける
 きょうだい児がいるなら
 最後にあなたに伝えたいこと)
スレでの紹介ログ
392 名前:389 :04/01/05 11:05 ID:ESmsznkS
>>390-391
よくわかりました。ありがとうございます。
姉の子がアスペルだそうで、でも本当に見た目は普通なんです。
いろいろ自閉症に関する本なども見せてもらったけど
「別に当てはまらないんじゃないの???」っていう感じで
障害を持っているようには思えないんです。
(本当にごくごく軽度で限りなく白に近いグレーゾーンだそうです)
>他の子なら、数回聞けば想像力があるので応用できるけど
自閉の子は場所が違う、相手が違う、言い方、語順が違う
それだけで初めての体験ってことになりがち。

ここで物凄く納得しました。
同じような事を微妙に焦点をずらしながら何度も何度も質問してきたりして
自分の気に入る返事がもらえるまで粘り続けるし
みんなが手作りのフライドポテトを食べていたら
「ボクは、ケンタッキー。ケンタッキーしか食べません」などと言うのです。
姉に「許さなくていいよ」と言われているので
「じゃあ、自分で買ってきなさい!」と言うと
「バスは?バス何時何分に来るの?お金頂戴よ」と返してくるので憎たらしい憎たらしい。
姉も、障害のせいなのか、同居しているトメウトのせいなのか微妙だとは言っていました。
甥は幼稚園年中で、上に小学生の女の子、下に2歳の弟がいるので、障害じゃなくて
真ん中で愛情不足なのかな?と、思うこともあるそうです。
はっきりと「アスペルガー」だと診断されているのですが、ホントに日常生活は
普通に過ごしていて、幼稚園でもおとなしくてお利口さんのようです。
入園する際に、障害の事を伝えていたそうですが、先生にも
「何かの間違いだったのか、もう治っているんじゃないですか?」
と言われるそうです(治らないことはわかっています)
そういうのを聞くと、やっぱり障害のせいばかりではないのかな?
と思ったし、姉も普段がほかの子と変わらないが故に「どうしてこう失礼なことばかり言うんだろう」と悩んでいるので
このスレを姉に教えたいと思います。


394 名前:名無しの心子知らず :04/01/05 18:57 ID:WJ/Eg192
>392
アスペにはルールが好きで、指示待ち型の子も多く、自分も周囲にも型どおりを要求したりします。
先生の指示もきちょうめんに従い、手がかからずに目立ちません。
自閉の子は、自分のイメージがはっきりしていて、それと現実が食い違うのがつらいんです。
想像力の障害といわれています。
だから、相手がイメージどおりの発言や行動をしてくれるよう、操作しようとします。
本人の資質にもよりますが、障害の程度が重かったり、実生活がつらくストレスが高くなるほど、
そういうのにすがろうとしていわゆる「こだわり」「頑固さ」が増します。
ただしうちの子は、軽いためか、いわゆるこだわりは無くて(多分389さんのところもそうですね)、
やりとりの面で一方的、奇妙さ=想像力の障害があると思います。
389さんが、わがままのように感じることももっともなんです。
親でさえも、迷う時があります。
うちの子は、グレーではなく、はっきり診断されているけど
姉にはやっぱり普通に見られますよ。
就学前は普通の子も会話が一方的だし、わがままなこともあって、見極めが難しいんですよね。
本格的に苦労するようになり、周囲からはっきり援助が必要だとわかるのは、
小学校3〜4年以降のことが多いそうです。
それまでに、否定的な経験を避け、肯定的な言い方で現実社会の具体的なルールを教えていくことが課題です。
例えばただ「ダメ」ではなく「〜しなさい」ということ。
「出された食べ物や器には、文句を言わないで食べること。
ただし、苦手なものは無理に食べなくてもいい。」
軽い子は、軽い子で「普通に見えて苦労するだろう」と言われてます。
普通に見える分、能力以上のことを要求されてしまうから
そういう子ほど本人の状態をよく見極めるよう、注意が必要だそうです。
とある専門家はLDの子が一番可哀想だと書いてました。


395 名前:394 :04/01/05 19:45 ID:JPoYgqDi
補足。
一見こだわりが無いように見える子でも
実はいつも通りを好んでいて、スケジュールなどの視覚的手がかりが
心の安定につながるそうです。
こだわりが無いからと、気にせずにいると、
受動型の子は、内に溜め無理を重ねて、思春期などトラブルが発生する頃
二次障害を起こすことがあるそうです。
この辺りは個人差があるので、専門家に相談するのがいいでしょうけど。
「高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て
吉田 友子 (著)」
もしお姉さんが持っていなかったらお勧めです。
長文になり、すみません。



518 名前:名無しの心子知らず :04/08/03 03:03 ID:uj/XmvfP
心療内科通ってます。
パキシルとドグマチール飲んでいます。
4歳の高機能自閉症児の母親です。
自分が障害持った子供を産んだこと、受け入れているように
見えて、実は、めちゃくちゃ苦しいです。
受け入れるも受け入れないも実際そうなんだから、他に選択肢とかないんだけど。

今日読んだ本
「その子らしさ」を生かす子育て 吉田友子 著
めちゃ良かったです。勇気がわいてきたです。
いつか、本当に受け入れられる時がきたらいいな。。

520 名前:名無しの心子知らず :04/08/03 07:27 ID:8QYZaRZZ
>518
私もこの前ちょうどその本を読んだところです。
とても分かりやすく、且つ丁寧に書いてあったし、Q&Aもあって
かなり参考になりました。
今までも子供の特性に合わせた働きかけをしてきたつもりだったけど、
より具体的に「こうしたらいいのかな?」という方向性が明確になった
感じです。


139 名前:名無しの心子知らず :2005/04/24(日) 16:04:09 ID:TXs6Mivx
ちょうど吉田友子さんの講演の話題が出てたから便乗して。
このスレの人の多くは読んでるかもしれないけど、この本
はとてもいいですよ。↓
『高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を
生かす子育て』吉田友子著 中央法規

乳幼児期から学齢期までにおこるいろんな問題や対応、親の
気持ちのスタンス、周囲への理解の求め方などが読みやすく
まとまってて、いろんな悩みの解決への手がかりになると思
います。できたらアスペ児に関わる幼稚園や学校の先生にも
読んでもらえるといいなぁ。

同じ中央法規から出てる『高機能自閉症・アスペルガー症候
群 正しい理解と対応のために』も内山登紀夫さんが新しい
知見に基づいていろいろなアイデアを紹介していていいと思
います。養護学校や通園施設の先生に読んでもらうならこっ
ちからかな?

あと、行動の問題の子にはそれプラス『LD.ADHDへのソー
シャルトレーニング(日本文化科学社)』『読んで学べるAD
HDのペアレントトレーニング(明石書店)』に目を通してお
かれると、効果的な対応が見つけられるかも。